直射日光に当たりますと変質、変色の原因になりますので必ず予防方法を取ってください。(例・窓に力ーテン、簾等をつける。)
気も変質、変色の原因になりますので、普段から風通しを心掛けていただき、長雨の後は必ず風を通してください。また、虫食いの原因にもなりますので気をつけてください。
水拭きは絶対しないでください。拭かれる場合は、油気のない柔らかい布で軽く拭くようにしてください。また、強くこすると傷の原因になりますので気をつけてください。〔サッサ、ダスキン等油分多いものは使用しないでください。〕
金箔・金粉・塗り等は直射日光・湿気同様、塩分も非常に嫌いますので素手では触らないで下さい。柔らかい手袋(精密機械用)を着用しますとお仏具を持つとき便利なので、ご用意いただくと重宝します。
雨戸・障子の開閉の時は下部に手を添えるようにして下さい。 お内仏は重量があり、ご安置場所の床が安定しておりませんと、お内仏が水平にならなくなり雨戸・障子が開閉しにくくなります。 その様のときは無理に開閉せずに、そのままの状態で当社までご一報ください。
写真の手前から、シリコンクロス・毛払い・アルボン・テガール
平成10年以降にお仏具をご購入のお客様は表面加工済みですので、
軽く布でふく程度でお願い致します。
未加工のお客様は、テガール/アイボンにてお磨きください。
表面加工の耐久年数は約15年です。15年毎に加工をお勧めします。約1ヶ月半お預かりします。
真宗大谷派〈東派〉用
お仏具の中でも真鍮製のお仏具は時々お磨きが必要です。日々の功徳を落とす意味においても家族全員でお磨きをいたしましょう。 お磨きをする場合は金属洗浄剤・金属研磨剤等を利用されますと、便利できれいに出来ます。 尚、すでに表面加工や金メッキをしている真鍮製の仏具は絶対にお磨きはしないでください。 柔らかい布で、から拭きかお湯で洗う程度にしてください。
浄土真宗本願寺派
〈西派〉用
色付けしているお仏具は柔らかい布で、から拭きか、お湯で洗う程度にしてください。 尚、金属研磨剤で磨いたり、強くこすったりいたしますと色付けがはがれます。 お鈴はから拭きしてください。中にマッチや蝋燭の燃えかすを入れると、お鈴の中が変色いたします。
浄土・禅・天台・
真言宗用
金箔・金粉仕上げのお仏具は毛払いで払う程度にしてください。 〔注意…絶対に拭かないください。〕漆塗りのお仏具は、柔らかい布でから拭きしてください。 汚れが取れない場合は仏壇専用のつや出し(ニューグット)を使用されますときれいになります。
年に2度はお仏具を外していただき、おそうじしてください。
お手入れの際には、手袋をはめて行うと、手あか・指紋がつかずに済むので、おすすめです。
※注意…水拭きは厳禁です。漆を傷める原因になります。